2026年10月23日(金) 海外のAIニュースを、日本語で最速に。 最終更新

海外のAI一次情報を、毎日日本語で。

Gammaの使い方と料金、文章やPDFからスライドを自動で作るAI 無料は400クレジットまで

3行でわかる

  1. Gammaは、テーマや文章、PDFを渡すとAIがスライドや資料、Webページを組み立てる米国のサービスで、日本語でも作れる
  2. 無料版は登録時に400クレジットがもらえるだけで補充はなく、1回の指示で作れるスライドは10枚まで
  3. 有料は年払いの場合で月9ドルのPlusから4段階。会社で使うなら学習に使われないBusinessが候補になる

Gammaとは、作りたい資料のテーマや手持ちの文章・PDFを渡すと、AIがスライドや資料、Webページの下書きを組み立てる米Gamma Tech社のサービスです。料金は無料版と、年払いの場合で月9ドルのPlusから月90ドルのUltraまでの有料3段階(個人向け)、会社向けのBusinessがあります。この記事の料金と条件は、10月23日時点でGammaの公式料金ページと公式ヘルプで確認したものです。

何ができるか

Gammaは、白紙からレイアウトを考えなくても、AIが見出し・本文・画像を配置したスライドの初版を作ってくれる点が特徴です。作れるのはプレゼン用のスライドだけでなく、文書、Webページ、SNS用の画像(縦長や正方形の画像を何枚か並べて投稿する形式)もあります。

Gamma公式ヘルプ「How do I create a new presentation, document, or webpage in Gamma?」公式ドキュメント

Gamma simplifies the process of creating presentations, documents, or webpages using AI-powered tools.

GammaはAIの機能を使って、プレゼン、文書、Webページの作成を簡単にする。

原文を読む(help.gamma.app)

作り始め方は3通りです。公式ヘルプによると、テーマを1行渡して構成から作らせる「Generate」、メモやChatGPTの回答などの文章を貼り付けて整えさせる「Paste」、PowerPointのファイルや文書、WebページのURLを読み込んで作り直させる「Import」から選べます。Generateには、Web上の情報を集めてから作る「Research」の選択肢もあります。

できあがったスライドは、PDF・PowerPoint(PPTX)・PNG画像・Googleスライドに書き出せます。無料版でも書き出せるので、Gammaで下書きを作り、仕上げはいつものPowerPointやGoogleスライドで行う、という使い方ができます。

日本語にも対応しています。開発者向けの公式ドキュメントでは、出力する言語に「日本語(です・ます調)」と「日本語(だ・である調)」が分けて用意されています。社外向けの提案書と社内メモで文体を使い分けられます。

料金とプラン

Gammaは「クレジット」という利用ポイントの制度です。AIでスライドを作る、AIで書き直す、画像を作るといった操作のたびにクレジットを使い、消費量は操作の内容や使うAIのモデル、作る量で変わります。公式ヘルプは、エラーになった操作や、AIが聞き返してきただけの場合はクレジットを消費しないと説明しています。

プラン 年払い時の月額(1人あたり) 年額 毎月のクレジット 1回の指示で作れる枚数 主な違い
Free 0ドル — 登録時の400のみ(補充なし) 10枚 PDF・PPTXの読み込みと書き出し
Plus 9ドル 108ドル 1,000 100枚 Gammaのロゴを消せる
Pro 18ドル 216ドル 4,000 100枚 自社のブランド設定、閲覧の分析、API
Ultra 90ドル 1,080ドル 20,000 100枚 最上位のAIモデル(文章・画像・動画)
Business 40ドル 480ドル 10,000 Proと同じ SSO、学習への利用なし、共有テーマ

公式ドキュメントPlans and pricingGamma · gamma.app

表の金額は年払いの場合です。月払いも選べ、公式ページは年払いにすると最大28%安くなると表示しています。使い残したクレジットは毎月の量の2倍まで繰り越せます(Plusなら2,000まで)。税金は地域によって加算されます。日本から開くと円建てで表示される場合があり、円での料金は資料作成AIのガイドにまとめています。

無料版で気をつけたいのは、400クレジットが使い切りな点です。毎月は補充されず、増やすには友人を招待するか(1人あたり200クレジット)、有料プランに切り替える必要があります。有料プランをやめた場合も、無料版の400クレジットに戻ります。

始め方

  1. gamma.app を開き、「無料で始める」から登録する(クレジットカードは不要)
  2. ダッシュボードで新規作成を押し、Generate(テーマから作る)・Paste(文章を貼る)・Import(ファイルやURLを読み込む)のどれかを選ぶ
  3. 作るもの(プレゼン・文書・Webページなど)、枚数、言語を選び、テーマや材料を入れて作成する。画像を入れたくない場合は「画像を追加しない」や、後から差し替える「画像の仮置き」も選べる
  4. できたスライドの左上にあるきらきらのアイコンから、AIにスライドごとの書き直しを頼む。文字や画像、レイアウトは手でも直せる
  5. できあがったらPDFやPowerPoint、Googleスライドに書き出す

仕事での使いどころ

  • 営業・企画の担当者: 商談メモや議事録を貼り付けて、提案書の骨組みを10枚ほどで作らせる。構成が決まったらPowerPointに書き出し、自社のテンプレートに載せ替えて仕上げます
  • マーケターや広報: 新商品の資料(PDF)を読み込ませ、社内説明用のスライドと、SNS投稿用の縦長の画像セットを同じ材料から作る。Pro以上なら自社の色やロゴを登録しておけます
  • 研修や社内教育の担当者: マニュアルの文章から研修スライドを作り、共有リンクで配る。Pro以上では詳しい閲覧の分析も使えます

日本のビジネスへの影響

  • 使えるか: 日本からも登録して使え、日本語のスライドを「です・ます調」と「だ・である調」で作り分けられます。料金ページには日本語版もあります
  • 誰に効くか: 資料作りに時間を取られている営業・企画・マーケティングの担当者です。スライドを1から組む時間が減り、中身の確認に時間を回せます。ほかの資料作成AIとの比較は資料作成AIのガイドにまとめています
  • 今すぐやれること: 無料版で、来週使う予定の社内資料を1本だけ作らせ、PowerPointに書き出して手直しの量を確かめることです。400クレジットは使い切りなので、試す資料を先に決めてから始めると無駄がありません
  • 注意点: 公式ヘルプによると、個人向けのプラン(Free・Plus・Pro・Ultra)は、入れた内容が初期設定のままだとAIの改善に使われます。画面左下のアイコンから開く設定の「Data Controls」でいつでも止められますが、顧客名や社外秘の数字を入れる前に必ず確認してください。BusinessとEnterpriseは常に学習に使われず、この設定は変えられません

一次情報

AIデジマは、公式発表・X投稿・論文などの一次情報を起点に、複数の情報源を照合して日本語でまとめています。情報の収集・翻訳・下書き・照合にはAIを使い、編集方針と最終責任は編集長が負います(AIの活用について)。誤りを見つけた場合は訂正のご連絡をお願いします。

この記事の編集責任者

田中智大

AIデジマ編集長/株式会社ドイル 代表取締役

株式会社ドイル代表。元Googleで広告営業・コンサルティングに従事し500社以上を担当。広告運用とAIエージェント開発を手がける。