2026年10月19日(月) 海外のAIニュースを、日本語で最速に。 最終更新

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ChatGPTとは、無料でも文章の相談は無制限 有料は月20ドルのPlusから4段階

3行でわかる

  1. ChatGPTとは、OpenAIが作った対話型のAIで、文章を打ち込むと答えや文案、表、画像まで返す。週12億人以上が使う
  2. 無料版でも普段の文章のやり取りは回数無制限。ファイルの読み込みや画像作成、音声などには回数の上限がある
  3. 有料は安い順にGo、Plus(月20ドル)、Pro(月100〜500ドル)。会社でまとめて使うならBusiness(1人月20ドルから)

ChatGPT(チャットジーピーティー)とは、米OpenAIが作った対話型のAIです。質問や頼みごとを普通の文章で打ち込むと、答えや文案、表、画像まで返します。無料版でも普段の文章のやり取りは回数無制限で、有料プランは個人向けがGo・Plus(月20ドル)・Pro(月100〜500ドル)、会社向けがBusiness(1人月20ドルから)です。この記事の内容は、10月19日時点の公式の料金ページとヘルプで確認しています。

何ができるか

使い方は、メッセージアプリで人に相談するのとほぼ同じです。「取引先へのお詫びメールを丁寧に」「この会議メモを5行に」「来週の出張の持ち物リストを」と頼めば、その場で書いてくれます。返ってきた答えに「もっと短く」「表にして」と重ねて頼み、少しずつ仕上げていけるのが検索エンジンとの大きな違いです。

10月からは、答えが文章だけでなく、図や表、押せるボタン、入力欄の付いた画面で返ってくることもあります。OpenAIはこれを「Intelligent UI」と呼び、無料版にも広げました(関連記事)。公式発表では、どのプランでどのAIモデル(ChatGPTの頭脳にあたる部分)が動くかを次のように説明しています。

OpenAI公式ブログ「GPT-6 and Intelligent UI for everyone」公式発表

GPT‑6 in ChatGPT is powered by GPT‑6 Sol for Plus, Pro, Business, and Enterprise tiers, and GPT‑6 Luna for Free and Go tiers.

ChatGPTのGPT-6は、Plus・Pro・Business・EnterpriseではGPT-6 Solで、無料版とGoではGPT-6 Lunaで動きます。

原文を読む(openai.com)

つまり無料版とGoは軽めのモデル、Plus以上はより賢いモデルを使う、という分け方です。このほか料金ページには、Webの検索、PDFや表計算ファイルの読み込みと分析、画像の作成、音声での会話、時間をかけて調べものをまとめる「Deep Research」、Excel・Word・PowerPoint・Googleスプレッドシートの中で使える拡張機能が並んでいます。どれも無料版から使えますが、回数に上限があります。

料金とプラン

個人向けは4段階です。米ドルの料金はOpenAIのヘルプで10月19日に確認しました。日本は円建てで支払える国に入っており(ヘルプ「Multi-currency billing」)、円の金額はAIデジマが10月1日に料金ページで確認した表示です。

プラン 料金 主な違い
無料版 0円 文章のやり取りは無制限。GPT-6 Lunaを使う。ファイル・画像作成・音声などは回数に上限あり
Go 月1,400円(10月1日の表示) 無料版の上限を広げたプラン。画像作成やファイル読み込みを多く使える。モデルは無料版と同じGPT-6 Luna
Plus 月20ドル(10月1日の円表示は月3,000円) 上位のGPT-6 Sol・GPT-6 Astraを上限付きで使える。混雑時も優先
Pro 月100ドル・200ドル・500ドルの3段階(円表示は月16,800円から) 上位モデルを多く使える。最上位の500ドルだけ応答を速くする「Ultrafast」付き

Go・Plus・Proはどれも月払いだけで、年払いはありません(ヘルプ)。ProはPro 200の利用枠が9月末に見直され、同じ200ドルでも新規契約は以前より使える量が少なくなっています。

会社でまとめて契約するなら「Business」です。標準の席は年払いで1人月20ドル、月払いで1人月25ドル、利用枠が5倍の席は年払いで1人月100ドルで、最低2席から契約できます。OpenAIのヘルプ「What is ChatGPT Business?」によると、会社のワークスペースのデータはAIの学習に使われません。社員の会話が学習に回らないことが、個人向けプランとの大きな違いです。

公式ドキュメントプランと料金ChatGPT|OpenAI · chatgpt.com

始め方

  1. ブラウザで chatgpt.com を開くか、iPhone・Androidの公式アプリ「ChatGPT」を入れる(日本はOpenAIの提供国一覧に入っています)
  2. 「サインアップ」からアカウントを作る。登録しないまま試すこともできます
  3. 下の入力欄に、頼みたいことを日本語で書いて送る。PDFや写真は入力欄の「+」から添付する
  4. 有料にするときは、左下のプロフィールのアイコンから「プランをアップグレード」を選ぶ
  5. 仕事の内容を入れる前に、アカウントのメニューから「設定」→「データコントロール」と進み、「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする。オフにすると、それ以降の会話は学習に使われません(ヘルプ「Data Controls FAQ」)

仕事での使いどころ

  • 営業・事業企画: 商談のメモを貼って「お礼メールと社内向けの報告を別々に」と頼む。Plus以上ならExcelの中でChatGPTを呼び出し、売上表の集計や前年との比較を任せられます
  • マーケター: 競合3社のWebページを検索させて、料金や打ち出し方の違いを表にまとめさせる。広告文の案を20本出させて、トーンの違う5本に絞り込む使い方も手軽です
  • 人事・総務: 長い社内規程のPDFを読み込ませて、「育休の申請手順だけを箇条書きで」と抜き出させる。答えの根拠になった部分を原文で確認してから使うのが前提です

日本のビジネスへの影響

  • 使えるか: 日本から使え、画面も日本語です。日本は円建てで支払える国に入っています。無料版は国によって広告が出る場合があるとヘルプに書かれています
  • 誰にどう効くか: メールや資料の下書きが多い営業・企画職と、調べものと比較表づくりが多いマーケターにまず効きます。ほかのAIとの比較は用途別ガイド「チャットAI」にまとめています
  • 今すぐやれること: まず無料版で、普段の仕事の文章を1週間任せてみてください。ファイルの読み込みや画像作成の上限にすぐ当たるならGo、答えの質に物足りなさを感じるならPlusへ、と段階的に上げるのが無駄のない選び方です
  • 注意点: 個人向けプランでは、設定を変えない限り会話が学習に使われることがあります。社外秘や顧客の個人情報を扱うなら、学習をオフにするか、学習に使われないBusinessを会社として契約してください。答えは間違うこともあるので、数字や固有名詞は元の資料で確かめてから使ってください

一次情報

AIデジマは、公式発表・X投稿・論文などの一次情報を起点に、複数の情報源を照合して日本語でまとめています。情報の収集・翻訳・下書き・照合にはAIを使い、編集方針と最終責任は編集長が負います(AIの活用について)。誤りを見つけた場合は訂正のご連絡をお願いします。

この記事の編集責任者

田中智大

AIデジマ編集長/株式会社ドイル 代表取締役

株式会社ドイル代表。元Googleで広告営業・コンサルティングに従事し500社以上を担当。広告運用とAIエージェント開発を手がける。