Grokの使い方と料金、Xやアプリから無料で始められて有料は月8ドルのプランから

3行でわかる
- Grokとは、SpaceXのAI部門(旧xAI)が作る対話AI。Xの「Grok」タブ、Webのgrok.com、iPhone・Androidのアプリから無料で使い始められる
- 有料プランは月8ドルのPlusから30ドル・100ドル・200ドルまでの4段階で、Grok・プログラム作成のCursor・Xの有料機能が1つの契約にまとまっている
- 画像や動画を作ると必ずGrokの透かしが入り、外す設定はない。会社で使うなら、どのXアカウントで契約するかを先に決めておく
Grokの使い方は、SNSのXにある「Grok」タブ、Webのgrok.com、iPhone・Androidのアプリのどれかから話しかけるだけで、無料で始められます。Grokとは、SpaceXのAI部門(旧xAI、現在の名称はSpaceXSI)が開発する対話AI(質問に文章で答えたり、画像や動画を作ったりするAI)です。有料プランは10月12日に一本化され、月8ドルのPlusから200ドルのUltraまでの4段階になりました。この記事の内容は、10月16日時点の公式ページで確認しています。
何ができるか
SpaceXSIの公式ドキュメントは、Grokでできることを次の5つに分けています。
- 対話: 質問への回答、アイデア出し、文章作り、問題の整理
- 画像・動画の生成: 「Grok Imagine」という機能で、言葉から画像や動画を作る
- 音声での会話: 手を使わずに話しかけて答えてもらう
- ファイルの分析: PDF・Word・Excel・PowerPoint・画像・音声・動画などを読み込ませて、要約や情報の抜き出しを頼む。Webなら1回に約100ファイル、1ファイルは多くの形式で150MBまで
- 外部サービスとの連携: Gmail・Googleカレンダー・Googleドライブ・Outlook・OneDrive・Microsoft Teams・SharePoint・Salesforceにつなぎ、メールや予定、ファイルの中身を踏まえて答えさせる
連携の仕組みについて、公式ドキュメントは次のように説明しています。
Once connected, Grok can use the connector's tools automatically whenever your questions relate to that service.
一度つなげば、質問がそのサービスに関係するときに、Grokは自動でその連携機能を使います。
原文を読む(docs.x.ai)Xの中から使えるのがほかの対話AIとの大きな違いです。Xで話題になっている投稿や速報について、そのまま質問できます。
料金とプラン(10月16日時点)
10月12日から、Grok・プログラム作成ツールの「Cursor」・Xの有料機能(X Premium)が1つの契約「The X Subscription」にまとまりました(既報)。料金は米ドル表示で、円建ての価格は公式に示されていません。
We've unified plans across Grok, Cursor, and X Premium.
— SpaceX Super Intelligence (@SpaceXSI) 2026年10月12日
Introducing The X Subscription. pic.twitter.com/SvkrVvBa0p
公式アカウントは、Grok・Cursor・X Premiumのプランを一本化したと投稿しています。
| プラン | 月額 | Grokで使える量と主な中身 |
|---|---|---|
| Free | 0ドル | 毎日少しずつ使える。Cursorのお試し枠と通常のX |
| Plus | 8ドル | 無料より多い利用枠。Xの認証マーク、広告が減る |
| Premium | 30ドル | Plusの4倍の利用枠。旧SuperGrok・Cursor Pro・X Premium+(合計月90ドル)の内容を含む |
| Super | 100ドル | Plusの15倍の利用枠 |
| Ultra | 200ドル | Plusの50倍の利用枠 |
公式発表には、Grokの機能について次の一文があります。
Grok supports chat, voice, and image and video generation.
Grokは、対話、音声、画像と動画の生成に対応しています。
原文を読む(x.ai)有料プランの利用枠は、Grokのアプリ、XのGrokタブ、Cursorのどこで使っても同じ「財布」から減ります。公式FAQによると、この枠は毎週リセットされ、残りは設定の「Usage」タブで確認できます。使い切っても完全には止まらず、Webで5ドルから買える追加クレジットで続けられます。ただし追加分は標準の単価で計算されるため、プランの枠内より割高です。
無料プランの対話と音声の上限は、有料の週ごとの枠とは別に決まっていて、具体的な回数は公開されていません。公式FAQには旧プラン名の「SuperGrok」の説明が残っていますが、新規で申し込めるのは上の新プランだけです。すでにSuperGrokやX Premiumを契約している人は、今の料金のまま使い続けられます。
始め方
- Webでgrok.comを開くか、スマートフォンにGrokのアプリを入れる。Xを使っている人は、Xのアプリの「Grok」タブからでもよい
- メールアドレス、Google、Apple、Xのいずれかのアカウントでサインインする。会話や設定、契約はWebとアプリで共通になる
- まずは無料で、調べものや文章の下書き、手元のPDFの要約を頼んでみる
- 利用枠が足りなくなったら、設定の「Billing」から有料プランを選ぶ。iPhoneやAndroidのアプリから申し込んだ場合は、解約もApp StoreやGoogle Playから行う
- メールや予定とつなぎたい場合は、grok.comの「Connectors」から「New Connector」を選び、GmailやOutlookなどにログインして許可する
仕事での使いどころ
- 広報・マーケター: 自社名や商品名がXでどう話題になっているかをGrokに聞き、反応の傾向を要約させる。X上の投稿を踏まえて答えられるのはGrokならではの使い方
- 営業・企画職: GmailやOutlookとつないで「来週の商談相手とのメールのやり取りを整理して」と頼み、打ち合わせの準備に使う
- SNS担当: 投稿用の画像や短い動画の案をGrok Imagineで作る。ただし作った画像・動画には必ずGrokの透かしが入る(公式FAQ)ので、そのまま広告に使うのには向かない
日本のビジネスへの影響
- 使えるか: 日本からも使えます。新プランは全世界向けに提供され、料金は米ドル建てです。公式の機能説明ページに対応言語の一覧はありませんが、AIデジマが10月上旬に確認した時点では、日本から開くと料金ページが日本語で表示されました
- 誰に効くか: Xを日常的に使う広報・マーケター・SNS担当です。Xの中で話題を追いながらそのまま質問でき、月8ドルのPlusで認証マークとGrokの利用枠がまとめて手に入ります
- 今すぐやれること: まずXのGrokタブか無料のアプリで、自社や競合の名前について「最近Xでどんな話題が出ているか」を聞いてみてください。仕事に使えると判断してから、Plusか、画像・動画の生成が必要ならPremiumを選べば十分です
- 注意点: 有料プランはXのアカウントとひも付き、仕事用のツールと個人のXが1つの契約にまとまります。会社で使うなら誰のアカウントで契約するかを先に決め、会話データの扱いは設定の「Data Controls」で確認してください。ChatGPT・Gemini・Claudeとの料金や得意分野の比較は「チャットAIの選び方」にまとめています
一次情報
- 公式発表SpaceXAIIntroducing The X Subscription
- 公式ドキュメントSpaceXSI DocsGrok overview
- 公式ドキュメントSpaceXSI DocsGrok FAQ
- 公式ドキュメントSpaceXSI DocsConnectors
- X投稿X @SpaceXSISpaceX Super Intelligence の投稿
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