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Gensparkとは、調べものから資料作りや電話の代行まで頼めるAI 有料は月24.99ドルから

画像はAIで生成したイメージです

3行でわかる

  1. Gensparkとは、頼んだ仕事を自分で手順に分け、調査・スライド・表・電話までこなすAIサービス
  2. 無料プランは1日100クレジット(作業ごとに減るポイント)で、使い切ると補充が止まる生涯の上限がある
  3. 有料はPlusが月24.99ドル(年払いで月19.99ドル)、Proが月249.99ドル。商用利用は有料プランから

Gensparkとは、頼んだ仕事を自分で手順に分けて、調べもの・スライド・表・メールの下書き、さらには電話の代行までこなすAIサービスです。無料プランは1日100クレジット、有料プランは「Plus」が月24.99ドル(年払いなら月19.99ドル)から使えます(10月14日時点の公式ヘルプセンターで確認)。

何ができるか

Gensparkの中心は「Super Agent(スーパーエージェント)」です。エージェントとは、質問に答えるだけでなく、目的に向けて自分で作業を進めるAIのことです。公式ヘルプはSuper Agentを次のように定義しています。

Genspark Help Center「Super Agent」公式ドキュメント

Super Agent is Genspark's autonomous AI assistant that thinks, plans, and acts to complete your everyday tasks.

Super Agentは、日々の仕事を仕上げるために自分で考え、計画し、実行するGensparkの自律型AIアシスタントです。

原文を読む(genspark.ai)

チャット欄に「電気自動車の市場動向を調べて10枚のスライドにして」と書くと、調査・構成・デザインを順に進めて完成品を返します。一度うまくいった手順は「スキル」として保存し、次から呼び出したりチームで共有したりできます。公式ヘルプで確認できた主な機能は次のとおりです。

  • AI Slides: テーマや手持ちのPDF・Word・Excel・PowerPointを渡すとスライドを1枚ずつ作る。グラフや組織図、発表者用メモも付く。PowerPoint・PDF・Googleスライドへの書き出しは有料プランのみ
  • AI Sheets・AI Docs: 表の集計やグラフ、文書の作成
  • Call For Me: 指示した内容でAIが実際に電話をかけ、予約や営業時間の確認をして、通話の文字起こしと要約を返す。電話番号の登録はPlus以上
  • AI Meeting Notes: Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsなどの会議に自動で参加して録音し、全文の文字起こしと議事メモを作る。言語は話し声から自動で判別する
  • AI Chat・AI Image: 複数のAIモデルを切り替えて使えるチャットと画像生成

ファイルは無料プランで1つ500MBまで、有料プランで1GBまで渡せます。公式ヘルプセンターには日本語版もあります。

料金とプラン

Gensparkの料金は米ドル建てで、円の価格は公式ページにありません。作業のたびに「クレジット」(作業量に応じて減っていくポイント)を使う仕組みです。

プラン 月払い 年払い クレジット 主な特典
Free 0ドル ― 1日100(生涯の上限あり) 保存容量1GB
Plus 月24.99ドル 月19.99ドル(年239.99ドル) 月1万から 週ごとの無料枠、商用利用、容量50GB
Pro 月249.99ドル 月199.99ドル(年2,399.99ドル) 月12万5,000から 無料枠はPlusの10倍、容量1TB
Team 1人月35ドル ― 1人月1万 管理者機能と一括請求

公式ドキュメントMembership PlansGenspark Help Center · genspark.ai

無料プランで注意したいのは「生涯の上限」です。毎日100クレジットずつ補充されますが、合計が上限に達すると補充が止まり、残りを使い切った時点で終わります。お試し用と考えたほうがよいでしょう。

有料プランには9月18日から「Free Quota(週ごとの無料枠)」が付きました。Super Agent・AI Slides・AI Sheets・AI Docsなどを標準モードで使う分は、週の枠内ならクレジットが減りません。枠を超えると自動でクレジットに切り替わります。動画や音声の生成そのものは枠の対象外です。

もう1点、AIチャットと画像生成の扱いが変わります。9月18日より前からPlusかProを続けている人は、12月31日まで今の無制限の利用が続きますが、2027年1月1日からは全員が「基本のモデルは上限まで無料、超えたらクレジット」という扱いになります。電話代行は1回500クレジットが目安で、つながらなかった通話は自動で返金されます。

始め方

公式ヘルプの手順をまとめると、次の4ステップです。

  1. Gensparkのサイト(genspark.ai)かスマートフォンのアプリを開き、Google・Apple・メールアドレスのいずれかでアカウントを作る
  2. ホーム画面中央のチャット欄に、やってほしい仕事をそのまま書く(Super Agentが必要な道具を選んで進める)
  3. スライドだけを作りたいときは、画面下かサイドバーの「New」からAI Slidesを選び、資料のファイルを添えて目的を書く
  4. できあがったものを確認し、直してほしい点を追加で書く。有料プランならPowerPointなどに書き出す

アカウントの作り方(Google・Apple・メール)は後から変えられないため、会社で使う人は最初から仕事用のアカウントで登録しておくのが無難です。

仕事での使いどころ

  • 営業・企画の担当者: 業界調査から提案資料のたたき台までを1回の依頼で作る。前回の提案資料を渡して「これをひな形に新製品版を作って」と頼む使い方も公式ヘルプで例示されています
  • マーケター: 売上データのファイルを渡して商品カテゴリ別の分析とグラフを作らせる。キャンペーンの告知メールの下書きも同じ画面で頼める
  • 店舗や総務の担当者: 飲食店の予約や取引先の営業時間の確認を電話代行に任せる。ただし公式ヘルプは通訳が完全ではないとしており、重要な電話には向きません

日本のビジネスへの影響

使えるか: 日本から使え、ヘルプセンターには日本語版があります。料金は米ドル建てで、Plusは月24.99ドルです。ChatGPTやClaudeの月20ドルのプランよりやや高めですが、スライド・表・電話代行・会議の議事録までが1つの契約に入っています。

誰にどう効くか: 資料作りに時間を取られている企画・営業・マーケティングの担当者に向いています。調査と資料作りを分けずに頼めるのが、ChatGPTなどの対話AIとの違いです。スライド作りに使えるAIの比較は「スライド作成AIの選び方」にまとめています。

今すぐやれること: 無料プランで、来週使う予定の社内資料を1本だけ作らせてみてください。手持ちのPDFを渡して「10枚のスライドに」と頼めば、品質と、1本あたり何クレジット減ったかが確認できます。それを見てから有料にするか決めれば十分です。

注意点: クレジットの減り方は作業の重さで大きく変わり、動画生成などはすぐに減ります。年払いは約20%安くなりますが、ダウングレード時に未使用のクレジットは繰り越されません。返金できる期間は日本を含む多くの地域で購入後72時間と短く、利用が50%未満の場合に限られます。社外秘の資料を入れる前に、会社の情報管理のルールを確認してください。

一次情報

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この記事の編集責任者

田中智大

AIデジマ編集長/株式会社ドイル 代表取締役

株式会社ドイル代表。元Googleで広告営業・コンサルティングに従事し500社以上を担当。広告運用とAIエージェント開発を手がける。