Geminiとは、Googleの対話AI 無料でも使えて有料は月725円から、4つのプランの違い

3行でわかる
- Geminiとは、Googleが提供する対話AIで、Googleアカウントがあればウェブとスマートフォンのアプリから無料で使える
- 日本の有料プランは月725円のAI Plus、月2,900円のAI Pro、月14,500円からのAI Ultraの3つで、利用量の上限と使えるモデルが変わる
- 無料版は質問の難しさに応じてGoogleがモデルを自動で選ぶ方式で、多くの質問は最も軽いモデルが答える
Geminiとは、Googleが提供する対話AI(質問に文章で答えたり、文章・画像・資料を作ったりするAI)です。Googleアカウントがあれば無料で使え、日本の有料プランは月725円の「Google AI Plus」から、月2,900円の「Google AI Pro」、月14,500円からの「Google AI Ultra」まであります(10月12日時点の公式ページで確認)。
何ができるか
Geminiは、パソコンのブラウザ(gemini.google.com)と、iPhone・Androidのアプリで使えます。Googleのヘルプによると、ウェブ版は日本語を含む70以上の言語、230以上の国と地域に対応しています。無料版でも、日本向けの料金ページは次の機能を挙げています。
- 質問と文章作り: メールの下書き、要約、企画のたたき台、翻訳など
- 画像の生成と編集: 言葉で頼んで画像を作る、写真を手直しする(詳しくはGeminiの画像生成の使い方)
- Deep Research: 数百のウェブページを調べて、数分で調査レポートにまとめる機能
- Gemini Live: 声で会話しながら、スマートフォンのカメラで見ているものについて聞ける機能
- Canvas: 文書やプログラムを、画面の横に広げて一緒に書き直していく作業スペース
- Gem: よく使う指示を登録した、自分専用のアシスタント
資料を読み込ませて要約や音声の解説を作る「Gemini Notebook」(旧NotebookLM)も、無料プランの特典に並んでいます(NotebookLMの使い方)。有料のAI Plus以上では、GmailやGoogle Vidsなど、Googleのアプリの中から直接Geminiを呼び出せます。
料金とプラン(10月12日時点)
日本向けの料金ページの表示を整理すると次のとおりです。使えるモデルは料金ページの表記で、数字が大きいほど新しく、「Pro」が最も高性能、「Flash」が速さと性能の釣り合い型、「Flash-Lite」が最も軽い型です。
| プラン | 月額 | 利用量の上限 | 使える主なモデル | 保存容量 | 一度に読める量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 標準 | 3.5 Flash-Lite | 15GB | 3.2万トークン |
| Google AI Plus | 725円 | 無料版の2倍 | 3.6 Flash、3.1 Pro | 400GB | 12.8万トークン |
| Google AI Pro | 2,900円 | 無料版の4倍 | 3.8 Flash、3.1 Pro | 5TB | 100万トークン |
| Google AI Ultra | 14,500円/32,000円 | AI Proの5倍/20倍 | 3.8 Flash、3.1 Pro、Deep Think | 20TBから | 100万トークン |
「一度に読める量」はヘルプページの値で、トークンはAIが文章を数える単位です。料金ページは、AI Proなら最大1,500ページのファイルを読み込めると案内しています。保存容量はGmail・Googleドライブ・Googleフォトで共通です。AI ProにはYouTube Premium Liteも付きます。
注意したいのは、使えるモデルが10月から変わっている点です。Googleはヘルプで、プランに入っていない利用者には10月9日から、Geminiがモデルを自動で選ぶ方式を既定にしたと説明しています。
Most prompts will go to Flash-Lite, our fastest model. Prompts that need deeper reasoning may go to Flash or Pro.
ほとんどの質問は、最も速いモデルのFlash-Liteに送られる。より深い推論が必要な質問は、FlashやProに送られることがある。
原文を読む(support.google.com)自動選択をオフにすると、無料版はすべての答えをFlash-Liteが返します。同じヘルプは、Proを選べるのはAI Pro以上で、AI Plusの加入者にはいつから変わるかをメールで知らせるとしています(既報)。料金ページはAI Plusにも3.1 Proを載せたままなので、AI Plusを選ぶ前にアプリの表示を確かめてください。
利用量の上限は、回数ではなく計算量で数えます。
Your limit refreshes every 5 hours until you reach your weekly limit.
利用量の上限は、週の上限に達するまで5時間ごとに回復する。
原文を読む(support.google.com)画像・動画・音楽の生成、Deep Research、Proモデル、長く考えさせる設定は、上限を多く使います。学生はAI Plusを1年間無料で使えるキャンペーンがありますが、料金ページは「まもなく終了」と書いています。会社で契約するなら、1ライセンス月21ドルからの「Gemini Enterprise」という企業向けの版が別にあります。
始め方
公式サイトとヘルプの案内をまとめると、次の4ステップです。
- パソコンならブラウザでgemini.google.comを開き、スマートフォンならGeminiアプリを入れる
- Googleアカウントでログインする(ヘルプによると日本では13歳以上。AI ProとAI Ultraは18歳以上が対象と料金ページは案内)
- 入力欄に日本語で頼みたいことを書いて送る。画像や資料を添付して「この表から傾向を3つ」のように頼むこともできる
- 上限が足りなくなったら、アプリならプロフィール写真から設定を開き、有料プランに切り替える
最初は無料版で、自分の仕事で使う頼み方を2〜3通り試すのが近道です。
仕事での使いどころ
- マーケター: 競合の動きや業界の動向をDeep Researchで調べさせ、出典付きのレポートを企画会議のたたき台にする。広告の文案を10案出させ、Canvasで言い回しを詰める
- 営業・企画担当者: 長い提案依頼書や議事録を読み込ませて要点と確認事項を出させる。100ページを超える資料なら、一度に読める量が大きいAI Pro以上が向いています
- 経営者・管理職: Gmailの中からGeminiを呼び出し、長いメールのやりとりを要約させて返信の下書きを作る(AI Plus以上)
日本のビジネスへの影響
- 使えるか: 日本から日本語で使え、料金は円建てです。無料版でも画像生成やDeep Researchまで試せますが、10月からは軽いモデルが中心になりました
- 誰に効くか: Gmail・Googleドライブなど、Googleのアプリで仕事をしている人です。AI Proは月2,900円で5TBの保存容量も付くため、すでにGoogleの容量を有料で買っている人は差額で考えられます
- 今すぐやれること: 無料版で、毎週している作業を1つ(会議メモの要約、競合調査など)頼んでみてください。答えの質や上限が足りなければ、AI Proを1カ月試して同じ頼み方で比べると、課金する価値を判断できます
- 注意点: 個人向けの版では、既定の設定で会話がサービスの改善に使われ、一部を人が確認します。社外秘の情報を扱うなら、設定を変えるか企業向けの版を検討してください。ChatGPTやClaudeとの料金と無料版の比較はチャットAIのおすすめと料金比較にまとめています
一次情報
- 公式ドキュメントGoogle(日本向け料金ページ)Google AI プラン
- 公式ドキュメントGemini Apps Help(Google)Changes to Gemini model access and limits
- 公式ドキュメントGemini Apps Help(Google)Gemini Apps limits & upgrades for Google AI subscribers
- 公式ドキュメントGemini Apps Help(Google)Where you can use the Gemini web app
- 公式ドキュメントGemini Apps Help(Google)Gemini Apps Privacy Hub
- 公式ドキュメントGoogle(Gemini公式サイト)Gemini - Google の AI アシスタント
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