Geminiの画像生成の使い方、無料でも作れるが最新のNano Banana 2.1は月725円のプランから

3行でわかる
- Geminiの画像生成は、Geminiアプリのツールから「画像を作成」を選び、作りたい絵を言葉で頼むだけで使える
- 無料版でも画像の生成と編集はできるが、最新の画像AI「Nano Banana 2.1」と2Kでの保存はGoogle AIの有料プラン向け
- 有料プランは日本では月725円のAI Plusから。どのプランでも利用量の上限があり、画像生成は上限を多めに使う
Geminiの画像生成とは、Googleの対話AI「Gemini」のアプリに頼むだけで、画像を作ったり手持ちの写真を手直ししたりできる機能です。無料のGoogleアカウントでも使えますが、10月6日に出た最新の画像AI「Nano Banana 2.1」と2K解像度での保存は、日本では月725円からのGoogle AIの有料プランが必要です(10月10日時点の公式ページで確認)。
何ができるか
Geminiの画像生成の中身は、Googleが「Nano Banana」と名付けた画像AIです。公式ヘルプが挙げる主な機能は次のとおりです。
- 言葉から画像を作る: 「窓辺で昼寝する猫を水彩画風で」のように頼む
- 写真を直す: 自分の写真をアップロードし、背景を変える、物を消す・足すなどを会話で指示する
- 複数の画像を合成する: 何枚かの写真を渡して、1枚の新しい画像にまとめる
- 同じ人物やキャラクターを描き分ける: 1人の見た目を保ったまま、別の場面の画像を何枚も作る
- 画像の中に文字を入れる: ロゴ、招待状、ポスター、漫画などを、読める文字付きで作る
文字入れについて、日本語版ヘルプは「サポートされているすべての言語で、スペルがより正確なテキストを画像に追加できます」と説明しています。対象の国については、Geminiアプリを使えるすべての国と言語で画像生成も使えると公式サイトのよくある質問に書かれており、日本からも使えます。
料金とプラン(10月10日時点)
いちばん大きな違いは、どの画像AIを使えるかです。Googleの画像生成の紹介ページは、有料プランで使える最新モデルを次のように案内しています。
Available for free. Upgrade to a Google AI Plan to unlock Nano Banana 2.1, our most advanced image model with enhanced quality, reasoning, and visual design.
無料で使える。Google AIのプランにアップグレードすると、画質・推論・デザイン性を高めた最も高性能な画像モデル、Nano Banana 2.1が使えるようになる。
原文を読む(gemini.google)日本向けの料金ページと、画像生成・利用上限の公式ヘルプをもとに整理すると次のようになります。
| プラン | 日本の月額 | 使える画像AI | 保存できる解像度 | 利用量の上限 |
|---|---|---|---|---|
| 無料 | 0円 | Nano Banana 2(またはLite) | 1K | 標準 |
| Google AI Plus | 725円 | Nano Banana 2.1、Proで作り直し | 2K | 無料版の2倍 |
| Google AI Pro | 2,900円 | Nano Banana 2.1、Proで作り直し | 2K | 無料版の4倍 |
| Google AI Ultra | 14,500円〜 | Nano Banana 2.1、Proで作り直し | 2K | AI Proの5倍(32,000円で20倍) |
「Proで作り直し」とは、作った画像を、細部や文字に強い上位モデル「Nano Banana Pro」で描き直す機能です。画像の右下にあるメニューから選びます。無料版では使えません。
無料版の画像AIには注意が必要です。Googleは10月9日から、無料版で選べる対話AIのモデルを最も軽い「Flash-Lite」だけにしました(既報)。画像生成のヘルプは、Flash-Liteのときは速さ重視の「Nano Banana 2 Lite」が使われ、複数の画像を参考にしたり何度も編集したりする用途には向かないと書いています。一方、紹介ページの比較表は無料版をNano Banana 2としており、公式ページの間で表記がそろっていません。無料版で品質に不満があれば、それが理由の可能性があります。
利用量の上限は回数ではなく、指示の複雑さや使う機能から計算量を見積もる方式です。5時間ごとに回復し、週の上限に達すると止まります。ヘルプは、画像・動画・音楽の生成を、上限を多く消費する機能として挙げています。
始め方
公式ヘルプと紹介ページの手順をまとめると、次の4ステップです。
- スマートフォンのGeminiアプリか、パソコンのブラウザでGeminiを開き、Googleアカウントでログインする(画像の生成は13歳以上、編集は18歳以上)
- 入力欄のツールから「🍌画像を作成」を選ぶ(写真を直すときは、ここで画像をアップロードする)
- 作りたい画像を具体的に書いて送る。公式のコツは、被写体・動き・背景を入れ、「写実的」「水彩画」「漫画風」などの画風と縦横比を指定すること
- 気に入らなければ「背景を夜にして」「左の看板の文字を変えて」と続けて直す。できた画像はダウンロードするか、Googleドキュメントに書き出す
日本語の指示でそのまま使えます。ヘルプの例は「2:3 のアスペクト比で、宇宙を飛んでいるヤマアラシの画像を、油絵風に生成して」のように、比率と画風まで1文に入れています。
仕事での使いどころ
- マーケター・広告担当者: 1枚の商品画像から、SNS用の正方形、ストーリー用の縦長、バナー用の横長を作り分ける。公式サイトは、細部を切らずにサイズを変えられる点を売りにしています
- 営業・企画担当者: 提案書に入れる説明図やインフォグラフィックの下書きを作る。文字の多い図は、無料版で作ってから有料プランの「Proで作り直し」で仕上げると効率的です
- 店舗・小規模事業者: 季節のキャンペーンのポスターや告知画像を、店名や日付の文字入りで作る。同じキャラクターを保てるので、マスコットを決めて毎回登場させることもできます
日本のビジネスへの影響
- 使えるか: 日本から日本語で使えます。料金は円建てで、無料、AI Plus(月725円)、AI Pro(月2,900円)、AI Ultra(月14,500円から)の4段階です。Googleフォトとの連携や、利用者の好みに合わせた画像作りなど一部の機能は米国だけです
- 誰に効くか: 画像を外注するほどではないが、毎週のように告知画像や資料の図が必要な広告担当者や店舗の担当者です。最新のNano Banana 2.1と2K保存を使うなら、いちばん安いAI Plusで足ります
- 今すぐやれること: 無料版で、自社の告知画像を1枚作らせてみてください。文字の正確さや画質が足りなければ、AI Plusを1カ月試して同じ指示で比べると、課金する価値があるか判断できます
- 注意点: Geminiで作った画像には、AIで作ったことを示す見えない電子透かし「SynthID」が入ります。公式ヘルプは、他人の著作権やプライバシーを侵害しないよう、公開や利用の前に判断することを求めています。ほかの画像生成AIとの料金や品質の比較は画像生成AIのガイドにまとめています
一次情報
- 公式ドキュメントGoogle(Gemini公式サイト)Nano Banana 2 - Gemini の AI 画像生成&写真編集ツール
- 公式ドキュメントGemini アプリ ヘルプ(Google)Gemini アプリで画像を生成、編集する
- 公式ドキュメントGemini Apps Help(Google)Generate & edit images with Gemini Apps
- 公式ドキュメントGoogle(日本向け料金ページ)Google AI プラン
- 公式ドキュメントGemini Apps Help(Google)Changes to Gemini model access and limits
- 公式ドキュメントGemini Apps Help(Google)Gemini Apps limits & upgrades for Google AI subscribers
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